ギリシア人の物語Ⅱ
ギリシア人の物語の第二弾が知らないうちに出てたので速やかにゲット!今回はアテネとスパルタのペロポネソス戦争中心に語られています。ギリシャといえば民主主義を生み出した国として有名ですが、同時に”衆愚制”というコインの裏表みたいな存在も生み出したわけですよ。有能な民主主義の指導者・ペリクレスが、扇動者・クレオンの誹謗中傷によって更迭され、その後クレオンはじめとする無能な指導者によって国がどんどん衰退するアテネの姿が痛ましい・・・。不安と非難で国民を扇動する人間は、政治的には無能者であるという点を鑑みると、現代における民進・共産・マスコミの姿と重なりますなぁ。現代を生きるものとしては歴史に学び、国家の舵取りを任せる価値のある人間や政党を正しく見極めていかんとアテネの二の舞になってしまうのかもしれませんよな
- ギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊
- 発売元: 新潮社
- 発売日: 2017/01/27
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