ローマ法王の休日
「ローマ法王の休日」見ました。前法王の逝去により、世界中から集まった枢機卿達の投票で選ばれた新法王・メルヴィルが、あまりの重圧に耐え切れずバチカンから逃亡するといった展開。神に祝福され、世界中の信徒に敬愛される存在であるハズの法王という肩書きを押し付けあうようにして決めるコンクラーベの様子は苦笑モノw。一般人を装ってカウンセリングを受け、逃亡しながらローマの街の人々と触れあい、ひとりの人間としての自分を理解していく姿には神格化された人間の本音なのかも。さまよった果てに世界中の信徒を相手に語った演説は、ある意味キリスト教の幻想を打ち砕くセンセーショナルな言葉。神に頼る以前に、人間同士の心の通った生活の中にこそ生きるために大切なものがあるということを伝えたかったのかなぁ
しかしこれカソリック系の団体の抗議とかなかったんですかね、なんせ宗教系は怖いからなぁw
- ローマ法王の休日 [DVD]
- 発売元: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2013/02/02
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