蟹工船

「蟹工船」見ました。北の海で蟹を捕り缶詰に加工する船・蟹工船で過酷な労働を強いられた船員達が仲間の死をきっかけに一斉蜂起し横暴な現場監督に立ち向かうといったオハナシ。いわずとしれたプロレタリア文学の代表作とも言われる小林多喜二の小説が原作。戦前まだ共産主義が理想とされていた時代の産物ながら、派遣切りやリストラの続く現代社会において再脚光を浴び、映画化されたとゆーシロモノ。横暴な支配者階級に団結して立ち向かう労働者達を描いた内容は確かにこの閉塞された社会状況において共感を得る側面はあるのかもしらんですな。とはいえ共産主義社会が崩壊していった現実を目の当たりにさせられた世代としてはイマイチ信憑性のない物語になってしまってはいますが、社会を変えるのは何者でもない我々自身の"思い"と"行動"だというメッセージだけは現代に通じるものかもしれませんな
■神座主志(かみざぬし)

